セーフティボックス利用時は盗難時のために証拠を残しておくこと

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ホテル セーフティボックスの使い方|金庫が開かない 開け方とは?

執筆・監修:宮城正輝ライフアドバイザー

 海外旅行をトラブルなく楽しむためには、セキュリティの意識を高めておくことが大事です。特にお金・パスポートなどの・・

貴重品が盗難に遭ってしまう

 このトラブルだけは 絶対に避けたいところです。

 旅行ガイドで紹介される良いグレードのホテルには、「セーフティボックス」が備え付けられているはずです。このセーフティボックスにまつわる・・

  • 海外ホテルのセーフティボックス 種類・ルール

  • セキュリティーボックスの使い方・盗難時

  • 金庫が開かないエラー 開け方・リセット

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

海外ホテルでは貴重品を預かるサービスがある

・セーフティーボックス:楽天市場

 海外のホテルでチェックインを済ませると とりあえず一段落できます。その後、外出をする予定でいるなら所持している貴重品を・・

セーフティボックスに入れて保管します

 せっかく楽しい旅行なのに、ビデオカメラ、パスポートなどを紛失・盗難されてしまうと予定が狂ってしまいます。そんなトラブルを避けるために、事前に貴重品を金庫に入れておきます。

 利用できるセーフティボックスは、こんなタイプであるはずです。

POINT
  • 各部屋に設置されている「Inroom Safe:ミニ金庫」

  • フロントの奥に設置されている貸金庫

 金庫の場所やサイズはホテルにより様々ですが、ホテル滞在中に利用できる「貴重品を入れておくボックス」のことをセーフティボックス(またはセキュリティーボックス)と言っています。

セーフティーボックス内へ入れるもの

セーフティーボックスの使い方 内へ入れるもの:貴重品とは

 まず、セーフティーボックスに入れるものは、このようなものであるはずです。

POINT
  • パスポート

  • 手持ちでは多すぎる現金

  • 航空券

 近場の買い物へ出るときには、アクセサリーなどの貴金属・カメラ・スマホを入れる事もあるはずです。手持ちでは多すぎる現金は保管しておき、その都度 少額を持って出るようにします。

 ホテルから離れて海水浴などを楽しむときは、財布や腕時計もセーフティーボックスへ保管しておく方が安心できます。

ホテル独自のセーフティーボックスのルールがある

ホテル独自のセーフティーボックスのルールがある

 国が変われば、セーフティーボックスの利用ルールも変わってきます。

 海外ホテルでは、このようなタイプを見かけます。

POINT
  • 部屋のタンスの中に「暗号キータイプのミニ金庫」が設置

  • フロントの奥にコインロッカータイプが並んでる

  • フロントで封筒に入れ糊付け(サインが必要)

 各部屋の設備として設置されているセイフティボックスは、クローゼットなどの家具や壁に固定されているので持ち出せません。部屋に備え付けのタイプは・・

POINT4桁(または6桁)の暗証番号を入力してロックします

 フロントの奥に設置しているタイプでは、2つのキー(預かった自分のキー・フロントマンが所持しているキーの2つ)で開けるシステムとなっている金庫もあります。

ホテルマンは開け閉めが自由にできる

ホテルマンは開け閉めが自由にできる

 ここで気になるのは、自分で暗号を設定するタイプなら安全なのか?ということです。

 部屋に設置してある「暗号キー」を自分で設定するタイプ、フロントの奥に設置しているタイプのは、このような違いだけです。

セーフティボックスは2つのタイプがある
設置タイプ信頼できるか
部屋に設置ホテルスタッフを呼ぶと開けてくれる
フロントに設置フロントマンは開けられる

 このことを念頭におくと、ホテルに働いているスタッフなら どのタイプのセーフティボックスも「開け閉めが自由にできる」と考える事ができます。そのため、セーフティーボックスを利用したほうが良いかどうかについては・・

POINTホテルマンを信用できるか

 この一点だけになってきます。

 次は、セーフティーボックスに預けるべきもの、使用しないと判断したときには どのような対策が可能であるかです。

海外で貴重品をひったくられるよりマシである

貴重品の損失トラブル:ひったくられるよりセーフティボックスに入れる

 海外の現地人からすると、日本人観光客は「お金を持っている」イメージが強く、犯罪のターゲットとして見られている危険な状態です。

 旅行ガイドにある「危険なエリア」に近寄らなかったとしても、ひったくりなどに遭遇する可能性は十分にあります。不幸にもトラブルに遭遇してしまうと・・

現金や貴重品を全て失います

 そんなリスクがある中で、貴重品を持ってドキドキしながら観光するのは精神的にも疲れます。なので・・

(不安でも)セーフティーボックスを利用する

 この判断にするべきです。

 ホテルによってはセーフティーボックスの利用は有料となりますが、僅かな手数料で「最悪の旅行」を回避できるなら利用すべきです。

身分証としてのパスポートが必要

身分証となるパスポート:セーフティーボックスに入れるべき?

 ホテルでチェックインを済ませてから、外出をするときでも身分証の提示が必要となることがあるかもしれません。そのような時には、パスポートはセキュリティボックスの中へ保管して、その代わりに・・

パスポートのコピーを持ち歩く

 これでほとんど対処できるはずです。

 スリや強盗に遭遇しても、財布と僅かなお金、パスポートのコピーが無くなるだけなら、たいした損失にはなりません。

貴金属の所持は最低限にすること

貴金属の所持は最低限にする 貴金属はセーフティボックスへ置いておく

 楽しい海外旅行なので、自分の好きなブランドの腕時計やアクセサリなどをつけて楽しみたいところですが、大所帯のツアーではなく 少人数での観光なら・・

強盗に遭遇してしまうことを想定しておきます

 旅行ガイドに記載のある・・「治安の良くない地域」では無かったとしても、盗難・強盗に遭遇する可能性の多い国・地域はたくさんあります。

カード払いを多用する:セーフティボックスに入れる現金を減らす

カード払いを多用する:セーフティボックスに入れる現金を減らす

 デジカメ、スマホ、タブレットなども、基本は無くなってもよい物だけを所持します。クレジットカードは、ショッピングの利用だけでなく・・

POINTホテルのデポジットの手続きにも使います

 デポジットとは、ホテルのチェックイン時にカード払いが可能な(支払いOKなカードを所持している)お客さんであることを証明するカードのオーソリ(利用可能であるかをテスト)するために必要です。

 重要なのは、クレジットカードで支払う範囲をできるだけ広げることで・・

手持ち現金を減らすことができます

 クレジッカードを紛失・盗難されてしまった時は、カード会社に連絡するとすぐに利用停止の状態にしてくれます。そして後日、盗難にまつわる身に覚えのない請求が見つかった時には支払いを拒否できます。

 このように海外でのショッピングはカードを使った方が安全であり、利用者側のリスクはありません。

三つ星以上のホテルなら安心か?

三つ星以上のホテルならセーフティーボックスは安心か?

 どこのホテル従業員でも、勤務しているホテル内にあるセーフティーボックスを開けることができます。

 「暗証番号がわからなくなった!」というトラブルになったときは、ホテルの担当者、またはホテルと馴染みのある鍵屋さんが登場して・・

POINT100%開けることができます

 ルームメイクに入室するホテルスタッフ、清掃を請け負う他社の職員がホテル内を歩いているのを見かけますが、その人とセーフティーボックスを担当するフロントマンが親しいならセーフティーボックスは簡単に開きます。

 ホテルのグレードが「三つ星以上だから安全」という判断ではなく、ホテルスタッフの信用が関係してきます。

五つ星ホテルならセキュリティは大丈夫か?

五つ星ホテルならセキュリティは大丈夫か?

 ホテルのグレードが高くなると貴重品が守られる傾向は高まりますが、完全に信用できるとは限りません。実際に「五つ星ホテル」のセーフティーボックス利用時に、現金が無くなる被害を被った人もいます。そのため・・

星の数よりもその国のモラルの問題

 これが重要になってきます。

 特に東南アジアあたりの国はセキュリティーが甘いため、日本人宿泊客のセーフティーボックスは、他の旅行客・ホテルのスタッフ・清掃員なども狙っています。

実際にどのような被害に遭遇するか

実際に遭遇する被害とは これまでにあった体験の例

 実際に海外旅行で「セーフティボックスを利用していた」にもかかわらず、盗難の被害に遭った方の中にはこのような経験をした人もいます。

POINT
  • 財布に入っている現金だけが全て無くなっている

  • 10万円入れていったうちの2万円だけが抜かれている

  • 2つの財布に6万円ずつ入れていると、1万円ずつ抜かれている

 犯人グループは全部を持っていかない事が多くあります。それは・・

少額の被害なら大事にならないだろう

 このような「バレずに成功する」狙いと、バレたとしてもホテル側が「お客さんの過失である」として、たいした調査もしてくれない状況を期待しています。

暗証番号のロックを回避するフリーの番号がある

セーフティーボックスの暗証番号のロックを回避するフリーの番号とは

 セーフティーボックスのお金を盗難するグループは、ホテルマンから「フリーで開く暗証番号」を教えてもらっており、清掃スタッフなどを装って合い鍵を使って部屋に入り・・

堂々とセーフティーボックスを開けて抜き取ります

 このトラブルが起きてしまうことを想定して・・

  • 入っている金額を紙に書いて入れておく

  • デジカメで入っているお金を撮影しておく

 このような対策が必要です。

 なんらかの対策をやっておかないと、ホテル側の言い分(お客さんの勘違いだろうという憶測)が正論のようになってしまいます。

お客さんの勘違いと思われないようにする方法

お客さんの勘違いと思われないようにする方法

 そしてもう一つ、フロントなどスタッフの目の前で貴重品を預けるホテルであるなら、この問題を回避する確実な方法の1つに・・

「預り証」を取っておく

 この対策があります。

 複数のスタッフが見ている中で預けるようにしますが、その時に封筒に入れるお金を数えて「現金の枚数と金額」、そして同時に預ける貴重品を「預り証」に買いてもらいます。

 この「預り証」と、預ける際に自分で撮影したデジカメ写真の両方があれば、確実にホテル側の憶測「お客さんの勘違い:最初から入ってなかったのでは?」について否定できます。

金庫から現金が抜かれた場合の対策

セーフティーボックスの問題 現金が抜かれた場合とは

 現金が減少していることが確認できたら、すぐにホテル支配人に連絡を取って対応策を迫ります。そして・・

POINTホテルに設置している監視カメラの映像をチェック

 これを依頼します。

 ホテル側が期待したような対策をやってくれない時には、警察を呼んで被害届を出すようにします。

 ホテル側は警察沙汰になってしまうことを避けようとするかもしれませんが、無くなった貴重品を取り戻すには「警察」の力を借りることもやるべきです。

ホテルの金庫が開かない なぜかエラーのとき

ホテルの金庫が開かない なぜかエラーとなる場合の対処とは

 海外のホテルでセーフティーボックスが開かなくなったときには(試行錯誤してあきらめたなら)、フロントに連絡します。そして・・

セキュリティー担当者に開けてもらいます

 ホテル内の専門スタッフが来てくれる、または他の業者へ作業を依頼するホテルであるときには、他社のスタッフが到着するまで何時間も待たされることがあります。ただし・・

POINT中に入れているパスポートが取れずに帰れない

 このような 帰国する日程がずれ込むほど大変な事態になることは無いはずです。

フロントスタッフが金庫を開ける・リセット

フロントスタッフが金庫を開けるとき、暗証番号のロック解除とは

 もう一つのパターンは、フロントへ連絡するとホテルスタッフが部屋に到着、そして・・

POINTものの数分で、ロック解除の装置をつなぎ解錠・リセット

 こんなパターンもあります。電子ロックタイプの場合は 端末を持ってきてセーフティーボックスへケーブルを差し込み、必要な情報を入力するとリセット作業がすぐに完了します。

 待たされずに開錠してもらえるので助かりますが、ホテルのスタッフなら簡単に開錠できることが分かってしまうため セーフティーボックスの安全性が気になります。

まとめ:セーフティボックスとは エラー 金庫が開かない

 セーフティーボックスを利用して大丈夫なのか?という話がでるとき、ほとんどの方は「問題無い」と答えるはずです。しかし、グレードの高いホテルであったとしても従業員が窃盗グループを手伝っているなら・・

簡単に抜き取ることができます

 「五つ星ホテルだから大丈夫」という考えが正しくないかもしれないことも念頭において、セキュリティー対策を考えいていくべきです。

おかね専科